メンタルヘルス講演会を開催しました。

平成30年 1月19日(金)、大学会館国際会議室において、管理監督者をはじめ、多くの教職員の参加(階層別研修受講者を含め 106名)のもと、メンタルヘルス講演会を開催しました。

 

稲垣総務・人事担当副学長から、開会の挨拶があった後、本学産業医である医学医療系の松崎一葉教授から、「本学のメンタルヘルス問題と対処法 – 行列のできるメンタル相談 – 」と題した講演が行われました。

 

講演では、本学のメンタルヘルスに関わる産業医の活動(主に「産業医による面接指導」について)の紹介がありました。昨年度から本学でも実施しているストレスチェックの結果、高ストレスであると判定された方や、時間外労働(休日労働を含む)の時間数の多い方へは、産業医との面接を勧奨しているが、面接を受けることを希望する方は、かなり少ない現状であること、産業医面接は、何らかの治療をするのが目的ではなく、

  1. ストレス状態のアセスメント
  2. 原因の切り分け
  3. 今何をすればよいのか

について本人とともに考え、支援することが目的であること等の説明がありました。

 

また、心のありようを星座に例えて、正常な心理状態ならば、夜空に散らばった星をつないで星座の形が見えるが、高ストレス状態では星座の形に見えなくなってしまう。そこで、また星座の形に見えるように「心のありようを正常に戻す(布置の組替え)ための支援」=「産業医面接」であるとの解り易い説明がありました。

 

さらに、稲垣総務・人事担当副学長から、メンタルヘルスに関して産業医に相談することをためらう方も多いと思うが、相談することで本人が不利益な取扱いを受けることは無いので、心配せずに、制度を利用してほしい旨のお話しがありました。

 

参加者からは、「大学における産業医の役割について知ることができた」「相談しやすい体制が整っていることを改めて認識した」「提供された制度を今後は活用したい」などの感想が聞かれ、有意義な講演会となりました。


メッセージを送る稲垣副学長

「布置の組替え」について説明する松崎教授

 

※ メンタルヘルス対策については次のところにも掲載していますのでご参照ください。

⇒ 「メンタルヘルス対策について」

 

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