講演に先立ち、稲垣総務・人事担当副学長から、自身の健康を守るためにやるべきことをしっかり把握し、安全安心な教育研究環境を構築してほしいとの挨拶があり、続いて、北海道大学安全衛生本部川上貴教教授から、「化学物質のリスクアセスメントの概要について」と題した講演が行われました。
講演では、化学物質に存在する「物理危険性」「健康危険性」「環境危険性」の3つのハザードのうち、火災・爆発のような物理危険性以外は直観的な認識が難しいこと、法規制されている物質以外にも大きなハザードを有する物質は無数に存在すること等の説明があり、実際にSDS(安全データシート:Safety Data Sheet)やGHSのアイコンを見ながら、ハザードレベルの決定方法等の実践が行われました。
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