化学物質のリスクアセスメントに関する説明会を開催しました。

<当日の録画ビデオ及び配付資料はこちら[学内専用]から>

平成28年6月21日(火)13時から、3A204講義室において、化学物質のリスクアセスメントに関する説明会を開催しました。

 

本説明会は、労働安全衛生法の改正に伴い、化学物質を取り扱う作業場に化学物質の危険性や有害性の調査等(=リスクアセスメント)を行うことが義務付けられたことから、大学において実施するための方法を知ってもらおうと開催したものです。

講演に先立ち、稲垣総務・人事担当副学長から、自身の健康を守るためにやるべきことをしっかり把握し、安全安心な教育研究環境を構築してほしいとの挨拶があり、続いて、北海道大学安全衛生本部川上貴教教授から、「化学物質のリスクアセスメントの概要について」と題した講演が行われました。

 

講演では、化学物質に存在する「物理危険性」「健康危険性」「環境危険性」の3つのハザードのうち、火災・爆発のような物理危険性以外は直観的な認識が難しいこと、法規制されている物質以外にも大きなハザードを有する物質は無数に存在すること等の説明があり、実際にSDS(安全データシート:Safety Data Sheet)やGHSのアイコンを見ながら、ハザードレベルの決定方法等の実践が行われました。

次に、藤井環境安全管理室員から、本学におけるリスクアセスメントの実施方法について、全体的な流れや調査票への記入方法などの詳細な説明が行われました。

参加者は、講義室の収容人数を上回り一部の者は立ち見での受講となるなど、教職員202名、学生185名、計387名の多数の参加がありました。

 

PAGE TOP