平成28年度薬品・実験廃棄物管理研修会を開催しました。

平成28年11月1日(火)14時から、大学会館ホールにおいて、平成28年度薬品・実験廃棄物管理研修会を開催しました。

 

この研修会は、平成24年度まで開催されていた廃棄物管理責任者等研修会(廃棄物管理責任者及び補助責任者を対象)を発展させ、化学薬品の取扱いを加えるとともに、対象者を薬品・実験廃棄物管理に携わる教職員及び学生に拡大し、年に1度開催しています。

今年度は、化学物質を取り扱う作業所等の職場巡視を行う衛生管理者にも、是非知っておいてもらいたい知識として、例年開催している「衛生管理者講習会」を兼ねて、化学物質のリスクアセスメントを中心とした説明が行われました。

 

研修会では、野本環境安全管理室長から、本学の環境安全衛生管理体制を含めた開会あいさつの後、リスクアセスメントを進める具体的方策について、3人の講師から説明が行われました。

 

まず、環境安全管理室員(数理物質系)の佐藤准教授から、平成28年6月に義務化された背景や概要とともに、発見したリスクを低減するための措置を講じることが大切であるとの説明があり、リスク・安全管理課の藤井技術職員及び柏木シニアスタッフから、コントロールバンディング、数理モデル、個人ばく露測定など、各種のリスクを見積もる方法について、説明が行われました。

 

最後に、同課杉山技術専門職員から、「廃棄物取扱いの手引き」を基に、実験廃棄物の適切な処理方法及び実験流しの使用に関する注意点等の説明が行わ、参加者は真剣な顔で耳をかたむけていました。

 

 

参加者は、実験系の研究教育に携わる教員等を中心に、教職員114名、学生109名、計223名の多数の参加がありました。

 

<当日の録画ビデオ及び配付資料はこちら[学内専用]から>

 

 

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