平成29年度高圧ガスボンベ利用者安全講習会を開催しました。

 平成29年7月4日(火)13時45分から、2H101講義室において、平成29年度高圧ガスボンベ利用者安全講習会を開催しました。

 本講習会は、高圧ガスを使用して実験等を行う教職員及び学生を対象に、平成22年度から開かれているものです。今年度は、株式会社巴商会環境安全部の七尾和夫氏を講師に招き、「知って安全ガスの危険性」と題した講習が行われました。

 リスク・安全管理課長から、開会の挨拶と講師の紹介があったのち、七尾講師から、高圧ガス保安法(平成28年11月1日改正)の概要、高圧ガスの危険性、高圧ガスの種類と分類、高圧ガス容器・バルブについて、圧力調整器の取り付けについて、映像による事故事例紹介など、高圧ガスを取り扱う上で必要な基礎知識について説明が行われました。

 高圧弁を操作する時は、バルブを右手で操作する習慣をつけることで安全性が増すことについて、受講者も実際に体感しながら説明が行われました。
[ 人は、とっさの操作時に、外向きに手を回しやすい ] 本能があることから、常に右手で操作することを心がけていれば、焦りからバルブを誤って開いてしまうことを防ぐことができるため、事故が起こりにくくなるそうです(右手の法則)。

 当日はあいにくの梅雨空でしたが、学内各所より高圧ガス管理責任者を始めとする教職員34名、学群及び大学院の学生71名 計105名と、多くの参加がありました。終了後のアンケートでは、映像により、容器の取り扱いにおける注意点や事故が起きた時の被害の大きさを知ることができ、勉強になった、今後の作業に活かしたい等、多くの参加者から満足の声が聞かれました。

 受講者と対話しながら説明する七尾講師
「右手の法則」について学ぶ受講者

 

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