平成29年12月11日(月)14時から2H棟201講義室において、平成29年度薬品・実験廃棄物管理研修会を開催しました。
この研修会は、平成24年度まで開催されていた廃棄物管理責任者等研修会(廃棄物管理責任者及び補助責任者を対象)を発展させ、化学薬品の取扱いに関する説明を加えるとともに、対象者を薬品・実験廃棄物管理に携わる教職員及び学生にまで拡大し、年に1度開催しているものです。
研修会では、本年10月に就任した中村修環境安全管理室長から、開会あいさつの後、薬品・実験廃棄物等の管理、処理を進める具体的方策について、3人の講師から説明が行われました。 まず、中村環境安全管理室長から、「廃液の安全について」として、実例を交えた廃液の取扱いの注意や本学の実験廃水の管理、実験流しの使用法等について説明があり、続いて、リスク・安全管理課の藤井邦彦技術職員から実験廃棄物の処理方法について、最後に、同課杉山誠技術専門職員から、動物実験系廃棄物の適切な処理方法等の説明がありました。 講師からは、改めて学内の廃液や実験廃棄物の排出ルールが確認され、学内のルールを守ることは、取扱者自身の安全を守ること以外にも、処理業者の安全確保や環境の保持など社会への説明責任を果たすためにも必要なことであると繰り返し説明されました。 参加者はいずれの説明にも真剣な顔で耳をかたむけ、質疑応答では活発に質問を浴びせるなど、意識の高さが感じられる研修会となりました。
今回は実験系の研究教育に携わる教員等を中心に、教職員 104名と学生 47名、合わせて 151名と、多くの皆さまにご参加いただきました。
試薬や実験廃棄物の取扱いに関して「分からないこと」や「困ったこと」がありましたら、環境安全管理室までお問い合わせください。
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説明する中村環境安全管理室長 |
実験廃棄物の説明する藤井技術職員 |
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説明する杉山技術専門職員 |