平成27年7月14日(火)13時30分から、大学会館ホールにおいて、高圧ガスを使用して実験を行う教職員及び学生を対象に、平成27年度高圧ガスボンベ利用者安全講習会を開催しました。 開会に先立ち、野本環境安全管理室長から、本講習会を通じてさらなる安全意識の高揚につなげてほしい旨の挨拶があり、続いて、株式会社巴商会環境安全部七尾和夫氏から、「高圧ガスボンベの取扱いと最近の事故事例について」と題した講演が行われました。 講演では、高圧ガス使用中に発生した事故事例のDVDが上映され、危険性を目で見て確認したあと、講師から、高圧ガスの定義や種類、容器の取扱い等の基礎知識について、説明が行われました。 特に、酸素欠乏の事故事例については時間を割いて説明が行われ、本学でも行われる液体窒素の移し替えの際は、「複数名で作業を行うこと」「換気を十分に行うこと」「酸素濃度計を設置すること」等の具体的な対応策が紹介されました。 参加者は、高圧ガス管理責任者を始めとする教職員31名、学群及び大学院の学生73名、計104名となり、説明後には活発な質疑応答も行われ、有意義な講習会となりました。 |
開会の挨拶をする野本環境安全管理室長 |
熱心に耳を傾ける受講者とユーモアを交えながら講義を行う七尾講師 |