実験廃棄物について

大学の実験室から排出される実験系廃棄物は多種多様であり、その処理方法は廃棄物ごとに異なりますので、分別収集のルールや注意点を守って、正しく取り扱いましょう。

 

実験を行った時に発生する実験系濃厚廃液(一次洗浄水及び二次洗浄水を含む)のすべては、下水道法、水質汚濁防止法、つくば市下水道条例等により、実験流しに流すことや地下に浸透させることが厳しく禁じられています。処分の際には、廃液の区分ごとに堅牢な廃液ポリ容器に分別収集し、所定の処理申込票に詳細を記入のうえ、事前に申し込んでください。

 

また、不要となった薬品、実験で使用したシリカゲルなどの粉体や注射針・カミソリなどの実験系固形廃棄物も正しく処分しなければなりません。

詳細については、各実験廃棄物の処分方法をご覧ください。

 

そのほか、処分方法をコンパクトにまとめた筑波大学における廃棄物取扱いの手引き.pdfもありますので、参考にしてください。

 

<実験廃棄物の処分方法>

 

実験廃棄物の種類

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▲クリックすると大きな画面が開きます。

 

実験廃棄物分別収集早見表

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産業廃棄物の処理について

廃棄物には、事業活動に伴って生じた産業廃棄物とそれ以外の一般廃棄物があり、産業廃棄物は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき20種類が規定されています。そのうち、7種類は建設業などの特定の業種に限定されていますので、大学では、教育研究活動に伴って生じた廃油、廃酸、廃プラスチック等が産業廃棄物に該当します。

 

産業廃棄物を排出した事業者は、自らの責任で処理することが原則ですが、筑波大学においては、多くの事業者と同様、産業廃棄物処理業の許可を持つ処理業者に委託して処理を行っています。

委託に際しては、委託契約を結ぶとともに、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を交付して、適正に運搬・処理されたかの行程を確認しなければなりません。

 

 

年間の交付状況については、事業場ごとに産業廃棄物管理票交付等状況報告書を作成し、翌年度の6月末日までに都道府県知事へ報告することが義務付けられています。

産業廃棄物管理票交付等状況報告書(様式一覧のページへ)※学内専用

 

電子マニフェストを利用している場合は、日本産業廃棄物処理振興センター(電子マニフェストの運用組織:以下、情報処理センター)が報告を行うため、事業者が自ら報告も不要など事務処理が削減できることから、本学も平成28年4月1日より導入しております。

 

<参考サイト>

学ぼう産廃(日本産業廃棄物処理振興センターホームページ)

 

 

PRTR法と茨城県条例第9号の指定する化学物質について

PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律:Pollutant Release and Transfer Register)は、化学物質の環境への排出量を把握しその量を公表することで、事業者の自主管理の改善を促し、環境への影響を未然に防止することを目的に制定された法律です。

 

対象となる化学物質は、人の健康や生態系に有害なおそれがあるなどの性状を有するもので、環境中にどれくらい存在しているかによって「第一種指定化学物質」と「第二種指定化学物質」の2つに区分されています。このうち届出が必要となるのは、第一種指定化学物質の462物質です。

 

事業所ごとに、この化学物質の年間取扱量が1トン以上(特定第一種指定化学物質の場合は0.5トン以上)ある場合は、排出量・移動量を都道府県知事へ報告する義務があります。

 

さらに、茨城県では、生活環境の保全等に関する条例により、上記のPRTR法の指定化学物質及び県知事の定める化学物質37物質のうち年間取扱量が100㎏以上の物質については、排出量・移動量の把握が必要となっています。

 

そこで、対象の指定化学物質のうち、筑波大学において年間取扱量の多い化学物質に対する在庫量、購入量、廃棄量(すべて㎏単位)の調査を毎年4月から5月にかけて行いますので、ご協力をよろしくお願いします。

年間取扱量の多い指定化学物質一覧

PRTR法に基づくもの

第一種指定化学物質 政令番号 比重 毒物・劇物
アセトニトリル  13 0.7868( 20 ℃)  劇物
エチレンオキシド  56
キシレン  80 0.864( 20 ℃)  劇物
クロロホルム  127 1.4985( 20 ℃) 劇物
ジクロロメタン  186 1.326( 20 ℃)
N,N -ジメチルホルムアミド  232 0.950( 20 ℃)
トルエン  300 0.866( 20 ℃)  劇物
フェノール  349  劇物
ノルマル-ヘキサン  392 0.660( 20 ℃)
ベンゼン(特定第一種指定化学物質) 400 0.878( 20 ℃)
ホルムアルデヒド 411 劇物

 

茨城県条例に基づくもの

茨城県知事が定める指定化学物質 比重 毒物・劇物
アセトン 0.791( 20 ℃)
アンモニア  0.892( 30%液、20 ℃)  劇物
塩化水素 1.1789( 36%塩酸、20 ℃ )  劇物
酢酸エチル 0.902( 20 ℃)  劇物
酢酸-ノルマル-ブチル 0.881( 20 ℃)
メタノール 0.791( 20 ℃)  劇物
メチルエチルケトン 0.805( 20 ℃)  劇物
硫酸(三酸化イオウを含む) 1.836(96%硫酸、20℃)  劇物

 
       

 

 

 

お知らせ

2017.11.22| 薬品・実験廃棄物管理研修会を12月11日(月)に開催します

2017.11.07| 特定化学物質障害予防規則に係る作業記録簿の作成について(学内専用)

2017.10.19| 平成29年度不要薬品等の廃棄について(申込締切:11月24日)

2017.04.13| ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の保管状況を調査します。

2016.12.15| 平成28年度英語による薬品・実験廃棄物管理研修会を開催しました。

2016.11.07| 平成28年度薬品・実験廃棄物管理研修会を開催しました。

2016.09.26| 平成28年度薬品・実験廃棄物管理研修会を11月1日(火)に開催します。

2016.07.25 | 【お知らせ】化学物質のリスクアセスメントツールを配付しています。

2016.07.20| 生命環境系主催の安全管理講習会が開催されました。[学内専用]

2016.05.30| 化学物質のリスクアセスメント(兼作業環境測定)に係る基礎調査及び実施について

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