このプログラムは平成28年6月1日に施行された改正労働安全衛生法の化学物質リスクアセスメントに対応するため作成したプログラムです。普段使っている化学物質がどのくらいのリスクを持っているのか,どうすればリスクを下げられるのかを考えていただくために作成しました。
リスク評価方法は「テキスト 化学物質リスクアセスメント 中央労働災害防止協会編 ISBN978-4-8059-1692-6」の第4章の3「管理目標濃度となる職業性ばく露限界が設定されていない場合で作業環境測定等の実測値が無い場合」(p.85)を基にしています。
・Windows Vista以降のWindows(.Net Framework 4.5.2以上がインストールされている環境)
・1280×800ドット以上表示可能なディスプレイ
インストール | Zipファイルをダウンロード後、任意の場所にフォルダごと 解凍してください。 |
![]() クリックするとダウンロードできます。 |
アンインストール | フォルダごとごみ箱に捨ててください。 レジストリはいじっていません。 |
拡張子が.txt以外のファイルは全てプログラムの起動に必要なファイルです。
他のフォルダへの移動や削除はしないようお願いします。
・たなご.exe・・・・・・・・・・・プログラム本体の実行ファイル
・最初にお読みください.txt・・・・・・・・・起動前に必ずお読みください
・簡易説明書.pdf・・・・・・・・・・・簡単な説明書
・更新履歴.txt ・・・・・・・・・変更履歴
・ライセンス.txt ・・・・・・・・・・ライセンスについて
・Tableフォルダ
8h-EELInterLevelTable.dat ・・・8時間の推定ばく露レベルを決定するための内部表
8h-EELTable.dat ・・・・・・・・8時間の推定ばく露レベルを決定するための表
GHS_Classification.dat・・・・・化学物質のGHS区分や物性・法規情報のデータファイル
HL2Table.dat・・・・・・・・・・有害性レベルを計算するための表
RLTable.dat ・・・・・・・・・・リスクレベルを決定するための表
Trend Microウィルスバスターコーポレートエディション12.0.1820(パターンファイル14.149.00,2018/3/26更新)にてチェック済みです。
プログラムの起動時に更新チェックのためにネットに繋ぎに行きます。インストールしているアンチウィルスによってはネットへの接続を怪しいと判断してプログラムを検疫するかもしれません。その場合にはアンチウィルスでの除外設定をお願いいたします。なお,具体的には以下のアドレスを見に行きます。
手元の環境でマルウェア等の確認は行っておりますが,本プログラムの使用を危険だと判断される場合には使用を中止し,厚生労働省の提供するウェブプログラムなど,他のリスクアセスメント方法をご利用ください。
リスクアセスメントする化学物質を選択します。
物質が入力されると,法規情報,GHS区分情報,物性などが自動入力され,GHS情報を基に有害性レベル(HL2)が表示されます。
※一部の物質では物性が表示されない項目もあります。
作業条件を入力します。
通常は室温(20℃)ですが,他の温度で使用する場合にはコンボボックスから選択するか直接入力します。
なお,沸点以上の使用温度を入力した場合には,本プログラムによるリスクアセスメントの対象外となりエラーを表示します。
1日当たりの合計作業時間をドロップダウンリストから選択します。
1週間当たりの作業頻度をドロップダウンリストから選択します。実験作業が週1回未満の場合は,「1日未満」を選択して下さい。
液体の場合は揮発性,固体の場合には飛散性をラジオボンで選択します。対象物質が液体で沸点をデータとして持っている場合,自動的に選択されます。対象物質が固体の場合には,物質の形状を選択します。
作業1回あたりの取扱量を入力します。液体の場合は容量(kL,L,mL),固体の場合は重量(ton,kg,g)で入力します。
換気状態を入力します。「換気なし」は換気扇等も含め換気が全くない場合に選択します。
使用物質による汚染や,スプレー噴霧などの作業の場合にチェックボックスをチェックします。
すべての入力が終わったらリスク判定ボタンをクリックします。
与えられた条件ではリスクレベルの判定できなかった場合はダイアログが表示されますので,条件を見直してください。
リスクレベルが計算できる場合は,右下にリスクレベルが表示されます。
リスクレベル1:些細なリスク
リスクレベル2:小さなリスク
リスクレベル3:中程度のリスク
リスクレベル4:大きなリスク
リスクレベルS:目と皮膚に対するリスク
リスクレベルが3又は4となった場合は,リスクレベル2以下になることを目標として対策を行います。
一般的な対策の手法としては,以下のものがあります。項目番号の小さいものほど根本的な対策になります。
また,リスクレベルがSと判定された場合には手袋,保護メガネなどの個人防護器具が必要です。
具体的にどのような対策を実施するについては,所属組織の安全衛生担当者とご相談ください。
License.txt をお読みください。
テキスト 化学物質リスクアセスメント 第1版 第1刷
中央労働災害防止協会編
ISBN 978-4-8059-1692-6
以下からお願いいたします。
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