実験系固形廃棄物

2019年度より申込方法が変わりました。

 

実験系固形廃棄物とは、動物実験によるものではない、有害物質を含む固体の実験系廃棄物をいいます。

性状に応じて「無機性汚泥」「有機性汚泥」「紙くず・繊維くず」「廃プラスチック・ゴムくず」「ガラス・陶磁器」「金属くず」「水銀使用製品」「注射針等の鋭利物」の8種類と廃液等を貯留していた「廃ポリ容器」に分別されます。

処理申込の際には、含有する法令等に定める32物質の他、危険性・有害性の高い物質の情報が必要ですので、廃棄物の内容を把握しておくことが必要です。

 

廃棄物の収納方法は、可燃性実験系固形廃棄物(下図の1)、不燃性実験系固形廃棄物(同2)、水銀含有実験系固形廃棄物(同3)ごとに、二重にしたポリ袋に入れた上でポリバケツや箱などで保管し、金属水銀(同4)は、密栓して蒸発を防ぎましょう。

劣化廃液ポリ容器は、水銀系廃液用、無機系廃液用、有機系廃液用、汚泥が堆積したもののケースごとに分別します。
注射針等の鋭利物とは、試薬の移動に用いた注射器の針、シリンジなどを指します。動物や人体の血液や体液が付着した感染性の廃棄物は排出する部局毎に処分になりますので、ご注意願います。注射針やメス等の鋭利物はプラスチック容器(空の試薬ビン)や金属缶(お菓子などの缶)など針や刃が突き破らないものに梱包してください。ビニール袋及びダンボールで梱包する必要はありません。
プラスチック製のシリンジ及び水銀使用製品(体温計、血圧計、水銀スイッチ及び水銀ランプなど)は搬出時に再梱包するため、ビニール袋にいれるなどの簡易な梱包で構いません。

分別収集した固形廃棄物の処理手続きは次のとおりです。

  1. 廃棄物の種類に応じて、適切に収納する。
  2. 「実験系固形廃棄物申込書作成ツール(Excelマクロファイル)」を用い、廃棄物毎に廃棄物区分、付着・含有する有害物、内容物の詳細、管理記号などを記入して登録し、ツールファイルを環境安全管理課に電子メール添付で送信する。
  3. 処理申し込み受付後、収集日時と収集場所を指示します。
  4. ツールの機能を使い「実験系固形廃棄物管理票」及び「実験系固形廃棄物処理申込依頼書」を印刷します。管理票は各廃棄物容器に貼り付け、申込依頼書は教職員の署名を行い指定された搬入日に搬入・持参する。
  5. 担当者が簡易点検及び計量し、廃棄物を引き渡す。

以上で作業は完了です。

実験系固形廃棄物申込書作成ツール様式一覧のページ)※学内専用

 

申込先:リスク・安全管理課(技術部門)

e-mail: jitukan#@#un.tsukuba.ac.jp (#@#を@に置き換えてください)

tel:029-853-2891、2893

 

お知らせ

2024.04.25| 【再掲】作業主任者等の追加・変更について(依頼)

2024.04.22| 退職教員の試薬置き去り防止の取り組みについて(協力依頼)

2024.04.10| 【お知らせ】廃棄試薬回収の一時停止について

2024.04.09| 薬品・高圧ガス管理システム説明会の見逃し配信について(通知)/The video of the CRIS Briefing in English is now available.

2024.04.08| PRTR法に基づく指定化学物質取扱量(令和5年度分)を調査します。[学内専用]

2024.04.08| 産業廃棄物管理票交付状況(令和5年度分)の報告をお願いします。[学内専用]

2024.04.08| ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物等の保管状況を調査します。[学内専用]

2024.03.13| 【再掲】筑波大学廃棄物取扱いの手引き(2024.3月版)及び筑波大学の実験系廃棄物分別収集早見表(2024.3月版)について

2024.03.11| 試薬・高圧ガスの全数登録及び棚卸について(依頼)/Registration and Inventory of All Reagents and High-Pressure Gas Cylinders (Request)

2024.02.19| 廃棄物受付の遅延について

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