排水処理

本学の排水系は、生活系排水と実験系排水の2系統に分かれています。いずれの排水も最終的には公共下水道に排出されることから、下水道法、水質汚濁防止法、つくば市下水道条例等の法令によって、環境に配慮した利用と排出基準の厳格さが求められています。

 

また、大学及びその附属試験研究機関に設置される洗浄施設は、水質汚濁防止法の「特定施設」に該当することから、実験流しの新設や移動を行う場合には、県や市への届出(工事開始の60日前まで)が必要となります。計画がある場合は、事前にリスク・安全管理課までお知らせください。

 

大学が、環境保全に率先して努めることは当然の責務であり、さらに、規制や基準を逸脱する行為は、教育研究活動の停止を招きかねません。そのため、以下に示す排水処理に関する正しい知識を身に付け、実験などを行う際には常に念頭に置いて処理されるようお願いします。

 

生活系排水

 

実験系排水

注意を促すため、各実験室等の流しにはステッカーを貼っておきましょう。

流しステッカー
※色褪せたり汚れたりしたステッカーは貼り替えしてください。新しいものをお渡しします。
⇒ 連絡先:総務部リスク・安全管理課 2105、2107

春日エリア専用 流しステッカ―

モニター槽及び排水処理施設

実験流しからの排水は、学内69ヶ所に設置されているモニター槽を経由して、中地区又は医学地区の実験系希薄洗浄排水処理施設に集められます。

中地区排水処理施設に集められた排水は、中水化処理が行われ、トイレの流し水、実験用冷却水、屋外の散水などに再利用されています。

医学地区の排水は、BOD(生物化学的酸素要求量)値が高いため、貯留中に腐敗しやすいことや数量が少ないことから再利用はせず、中水処理を行った後に公共下水道に放流しています。

<中地区実験廃水処理の概念図>

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お知らせ

2024.04.19| 再掲【Notice】水質汚濁防止法に基づく有害物質・特定施設(実験流し台,ドラフト チャンバー等)の適正な管理の推進及び点検結果の報告について/Promotion of proper management of toxic substances and Specified Facilities (laboratory sinks, fume hood, etc.) based on the Water Pollution Control Law and reporting of inspection results(学内専用)

2024.04.18| 職場巡視における指摘の改善状況を更新しました。[学内専用]

2023.12.12| (再掲・英語版追加/English Poster Added)敷地内禁煙ポスターの掲示について(依頼)

2023.11.29| 総括安全衛生管理者による職場巡視を実施しました

2023.11.09| 廃蛍光管の収集について(通知)/Collection of Waste Fluorescent Tubes (Notice)

2023.10.10| 【終了しました】廃電池の収集について(通知)/Collection of Waste Batteries (Notice)

2023.09.22 | 【見逃し配信】令和5年度安全講習会(火災・爆発)動画を掲載しました

2023.09.07| 【資料掲載】令和5年度安全講習会(火災・爆発)9月15日(金)に開催します

2023.07.10| 見逃し配信 「最近のタバコ事情」(令和5年度衛生管理者講習会)のご案内

2023.06.26 | 「古い電化製品による火災発生!」つくば環境安全管理レター 第23号(2023年6月26日)

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